2017年7月3日月曜日

妄想ができないのは情報が足りないから

以前はもっといろいろ想像できてたのになぁ…
二次創作をしていると、そんな風に思う時がある。
もう飽きちゃったのかなとかそんな風に思うけど、多分、半分正解で半分間違いだなと考えた。
私は基本的に二週目というのをやらない。
同じ本を二度読むときは、数年たってからあるかないか、完全に内容を忘れてしまったときだけ。
ゲームだって、どんなにハマっても二週目はまずやらない。
一度読んだ本、一度やったストーリー、つまり同じものを何度もやりたくないのだ。

妄想できたころを思い出してみる。
漫画やアニメ、ゲームにハマった時。
それは、本や映像を読んだり見たりした直後。
まだまだ、いろんな記憶が鮮明な時。
そういう時は、細部まで結構覚えていたりして、この時のこの行動は?とかこのセリフはとか考えられていた。

だけど、記憶というものはだんだん薄れていく。
自分は結構記憶力がいいと思っていた。
忘れる部分は確かにあるけど、思い起こせる部分から考えていけば思いだせる。
そう、思っていた。
だけど、人から借りた漫画でどうしてもわからない部分があって、よし、自分で買って読むか!とはじめて漫画を2回読んだとき、あまりに覚えていないことに気が付いた。
確かに印象的な部分は覚えている。
だけど、細部を覚えていないのだ。
わからなかった部分は、そういった細部を読み取っていけば理解できた。
読み返す大事さを感じた。
そして、読んだ直後というのはいろんな想像、妄想が出てくる。
時間が経つと、それが減っていく。
それに気が付いた。

少ない情報だからこそ、想像させられるとは、よく聞く。
だけど、少ない情報で想像できるものは、多分、自分がわかっている範囲のことでしかない。
でも、自分がわかっている範囲が広ければ、想像もかきたてられる。
つまり、結局、自分がすでに持っている情報が多ければ多いほど、想像は容易くなるのだ。

最近、絵ばっかり描いてるから物語の方が妄想できないのかなと思っていたけど、簡単なことだった。
以前、気が付いたことだった。
薄れた情報を頼りに妄想してたって、同じことしかできないのだ。
何度も何度も見直すことで、新しいことに気が付くことだってあるはず。
ただ、アニメにしろ漫画にしろ、読み返すのって結構労力がいる。
時間がかかるのだ。
それをかけられるうちはまだ飽きてない。
かけられないのなら、飽き始めてる。
多分、きっとそう。
もしくは、同じものばっかり見てたから、視点が凝り固まってしまっているのかもしれない。
それゆえに、妄想ができなくなっている。
いろんな情報を取り入れ、いろんな視点を探る。
それが妄想するために必要なものなんだろうと思う。

さて、久しぶりに読み返そうかな。

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