2016年10月19日水曜日

植物を育てたら間引くということをようやく理解した

植物を育ててみた

最近というにはもうちょっと前からだけど、東急ハンズとかビレッジバンガードとか、そんなところで植物の栽培キットが売っているのを見かけることがあると思う。
かわいい瓶とか動物の形をした鉢なんかに、付属のタネをまいて育てるやつだ。

私はハーブに興味があった。何せ、食べられるからだ。
かわいい花が咲いて、それを鑑賞できて、食べることもできる。なんて素晴らしい植物だ。
しかも、薬効みたいなものもある。なんて素晴らしい植物だ。
そういう興味もあって、ついつい、売っていたカモミールの小瓶を買ってしまった。

取り扱い説明書には、こう書いてある。
芽がでたら間引きましょう、と。
しかし、実際芽が出て育ってきているのを見ると、もったいない気がして、あまり間引けなかった。
そうしていたらなんと、食べるどころか、花も咲く前に枯れてしまった。
(ちなみに、後で調べてみたら、ハーブを種から育てるのはなかなか難しいらしい…)

間引く意味を考えてみた

そこでふと、なんでせっかく育てた芽を抜かなきゃいけないんだ?ということを考えてみた。
野に咲く一面のカモミールの写真をネットで見たから、あんな感じにわさっとはえてる方がいいと思ったのだけど、それじゃダメだった。

考えてみれば、単純なことだ。広い野原と瓶の中は明らかに違う。
野原でも栄養の取りあいはあるのだろうけれど、瓶の中に比べたらどうってことはない…と思う。
そう、瓶は狭すぎるのだ。
そんな中で、栄養の取り合いをたくさんの芽がしてみるとしよう。
わずかな栄養を取り合って成長しても、成長しただけより栄養が必要で、どんどん足りなくなってくる。
そして、共倒れになる。

中国で一人っ子政策をしていたのと似ている。
その政策は、増えすぎる人口を抑えようということだが人口が増えれば食料などいろんなものが必要になる。でも、それらは決して無限ではない。限られた中で生きていかなければいけない。

限られた場所で植物を生きていけるようにするためには、その場から減らしていくことを考えなければならなかったのだ。
もったいないなんて言っていたら、みんなダメにしてしまった。
そっちの方がもったいなかったのである。

この経験の使い道を考えてみる

植物を育ててみて、そんなことを考えた…というのをそのまま使うことも、できないでもないと思う。
あとはファンタジーとかSFとか?
最近海外ドラマのCMで、人口増加をどうにかするためにどうのこうの…という話の新番組を紹介しているのを見たので、ここから話を膨らませても面白いかもしれない。

とりあえず、ネタになりそうなものはストックしておくに限る。
あとで、思いがけない使い道が思いつくから。

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