「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」発売してから一か月たらずでクリアしてしまった。
今回のゼルダの伝説は正確なプレイタイムが表示されないので正しい時間は定かではないが、空いている時間を全部費やしたので100時間くらい遊んでしまった。
発売してから一か月足らずでクリアしたことなんてそうそうなかったし、かつ、プレイタイムが100時間越えなんてめったになかったから驚いた。
私は学生の頃、周りの友人がやめられなくて朝まで遊んだとか、100時間以上遊んだとかそういう言葉にすごいなぁと思っていた。
私は、そこまでハマらなかったなと。
とくに一つのゲームにかける時間なんてクリアまでに時間がかかるRPGで60時間が限度だった。
100時間、そこまでハマるなんてすごいなぁとあのころは思っていたのだけど。
今回すごく早く終わらせてしまったことにちょっぴり後悔している。
子供の頃は、親の目もあるしちまちまプレイしていた。
プレイタイムが60時間でも、クリアまでに2,3か月かかっていた。
そのころの方が、もっと、なんというか一つ一つのゲーム内の体験が濃密だったように思える。
それは子供だったからなのか、わからないけれど。
今、周りでちまちまと遊んでいる人がいると、なんだか羨ましくなる。
やれることはあるけれど、一度クリアしてしまうとモチベーションが下がってしまう。
もっと、ゆっくり遊んだらよかったのになと思った。
ゼノブレイドという作品がある。
これが多分私がはじめて100時間を超えたことを意識した作品だった。
意識せざるをえなかったというか。
普段はあまりどのくらい遊んでいたかなんて気にしないのに、気になったのは、このゲームのプレイタイムが記録されるのが、99時間59分までだったのである。
ネットでその情報を聞いた時、でも、私は多分60時間ぐらいでクリアするんだろうと思っていた。
なのに、気が付いたら、カウントがストップしていた。
正確なプレイタイムはさっぱりわからないけど、とにかく100時間は確実に超えている。
私はこのゲームをクリアするのに、半年かかった。
あの半年と、この一か月プレイタイムにしてみたら多分同じぐらい。
だけど、多分、思い入れはゼノブレイドの方にある。
だって、半年の間、そのゲームのことを考え続けたのだから。
プレイタイムに表れない遊んだ時間が確実に存在していた。
そう思えば、60時間だとしても(まあ、それでも近年のゲームで遊んでいる人間からしてみれば長いと思うのかもしれない)少しづつ少しづつ進めていたあの時間は、ハマっていたと言っていいのだと思った。
記録されないプレイタイムが存在している。
ゼルダの伝説は、それに気が付かせてくれた。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
やる気とメンタルと体調
やる気というのは意外と体調に影響を受ける。 いや、考えてみれば当たり前だった。だって、風邪をひいてる時に、よし!何かを始めよう!なんて気にはならない。病気の時なら簡単に気が付くのに、例えばちょっと疲れてるとかそんなときはわからないものだ。 メンタルも疲れてる時は駄々落ちする。人...
-
2000字のレポートが書けなかった私 学生の頃というのは、何かとレポートを書かされるものだ。 授業の内容についてとか、題材を調べてきて書けとか… 文系の学部ではあるものの、文章を書くというのがことごとく苦手だった私にとっては何を書けば2000字に到達するのかさえ分か...
-
ゲームで死を描くことはできないのか 最近はどうなのかわかりませんが、よくゲームに対する批判としてリセットできるから命を軽く見てしまう…というものがありました。 でも、私は子供の頃にそんなことはない、むしろゲームにしか描けない死があるのだと考えていました。 そう考えるに...
-
ネットニュースを見ていたら、こんな記事を発見。 白山陶器、ダイソーに抗議 波佐見焼白山陶器 ダイソーに抗議 「デザイン模倣」 販売中止、在庫破棄求める 白山陶器が販売している「ブルーム」という食器シリーズに使われている柄そっくりの扇子を販売していたことで、白山陶器がダイ...
0 件のコメント:
コメントを投稿