2017年8月4日金曜日

話を練る

二次創作を始めたのは最近の事だけど、一応漫研なんかで漫画を描いておりました。
でも、二次創作と一次創作は勝手が違う。
二次創作は世界観もキャラクターもすでに出来上がってる。
それゆえだろうか、こういうネタを描こう!と思っても、いざネーム(漫画の設計図みたいなもの)を描こうとすると全然描けない。
長いものでは、ネームに一か月以上かかってしまった。
一次創作の時は、長くても2週間ぐらいだったのに。

何故だろうか考えてみた。
さっき二次創作では世界観もキャラクターも出来上がってると言った。
そこなのだと思った。
一次創作の時は、ネームを描き始める前にかなりの時間を使ってキャラクター設定、世界観設定を作っていた。
で、かなり時間をかけても、物語を作る際に邪魔になればいらないと捨てていた。
続き物を描いていたとき、そうなるとだんだん二次創作と同じように設定も出来上がって外せないものも出てくる。
その時はすごく時間がかかった。
だから、二次創作も同じように設定が決まっているから描けないのだと思っていた。

でも、そこは半分正しくて半分不正解だった。
一次創作の時、設定をかなりの時間かけて練っていたといった。
でも二次創作はすでに出来上がっている。
原作を読んでよく知っている…そう思っていた。
だから、あまり設定を練っていなかったのだ。
そこがいけなかったと感じる。
二次創作は原作にないような場面も出てくるし、そういった面を描くのも楽しさの一つだろう。
そういった場面でのキャラクターの行動が、何となくでしかわかっていなかった。
だから、動かせない。
無理に動かすと、話の都合で動いてしまって、このキャラこんなことしないと思ってしまう。
だから、一向にネームが仕上がらない。

というわけで、最近は話を練ることにした。
まだ始めたばっかりであんまり変わらないかもしれないけど。

まあ、考えてみれば、美術の授業なんかでも作品づくりってテーマをポンと出されてさあ描いてみたいな状態だった気がする。
頭の中にあるものを直接本番用紙に描いていく。
そんな風に訓練されてたら、なかなか考えてネタを出すという作業ができないのかもしれない。
美術の授業はどんどん削減されてしまってるみたいだけど、ちゃんと授業内で思考する方法を教えておいた方がいいんじゃないかしら。
だって、私もそうだったけど一般人の美術科のイメージって、思いついたら即キャンバスって感じじゃないですか?
そうじゃない、習作や取材、構想を練る場面があるのに。
いきなり本番じゃ誰だって失敗する。
それも、美術嫌いの理由の一つになるんじゃないだろうか。
何事も練習が肝心。

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