ゼノブレイド2発売まであと3日!
先日はストーリー編のトレイラーも公開されてますます盛り上がってきました。
さて、今回はゼノブレイド2が初公開された1月のPVと9月に公開されたPVを見比べて表情の重要性を考えてみたいと思います。
まずは1月に公開されたPVをご覧ください。
次に9月。
正直に言いますと、1月の時点ではゼノブレイドの続編が出るということは嬉しかったのですが、キャラクターに対してはどこか違和感を感じていました。
それは、前作とは異なるキャラクターデザインのせいだと、その時は思っていました。
けれども、新たにPVが公開され、キャラクターに一月の時点ではまだ記号的にしかついていなかった表情が豊かにつけられたとたん、印象が変わったのです。
モデリングもブラッシュアップされたとはいえ、デザインに大きな変更はありません。
表情の動き一つでこんなにも印象が変わるのだととても驚きました。
ゼノブレイドシリーズでは前作でも、イベントシーンではかなり表情が動いていました。
なんというかディズニーのアニメのようでした。
声優さんの演技と相まって、とても感情豊かに訴えかけてきたのです。
ゼノブレイド2の1月のPVではまだそこがブラッシュアップされる前だったのでしょう。
だからこそ、違和感を感じたのかもしれません。
ゲームに対して、作り物…というとなんかおかしい気もしますが、1月の時点では作り物感が強く、その後はその世界に生きている、生き生きとしている、そんな風に見て取れました。
このキャラデザインは意図的で、公式ホームページにデザインをされた方のインタビューが載っておりますので気になる方は読んでほしいのですが(ゼノブレイド2:プロダクションノート キャラクターデザインについて)簡単に言いますと、表情がわかりやすくするために目を大きく見せるデザインにした、とのことでした。
やはり、目というのは大事ですね。
聖闘士星矢の作者である車田正美氏も、全編3D映画を作る際スタッフに目が大事だとおっしゃったそうです。
それゆえでしょうか、聖闘士星矢の3D作品もリアル調でありつつもアニメっぽさを残すセミリアルという表現で瞳は大きめに作られていました。
そして、たまたまでしょうか。
とても、感情表現がディズニーっぽいのです。
ディズニーアニメって見ていると感情表現が大げさにも見えるんですが、でも、それぐらい大げさだととても伝わってくるんですよね。
大げさに表現されますが、でも、決して記号的ではない。
キャラクターにあわせた表情を作っています。
それはもともと、海外の人が3DCGでリアルに描くことを求めていった結果なのかもしれません。
ディズニーの初長編映画の白雪姫なんて80年前の1937年に作られた作品だというのに、人に踊ってもらってそれをもとに絵を描いたりしていたのです。
それに対し、アジアの絵画なんかはデフォルメされた描写が多いように、日本もデフォルメ、記号化が得意なんでしょう。
いろんな漫画表現は記号でできています。
でも、それが行き過ぎるとどこか作り物感が出てしまう。
そんな風に感じました。
素人ゆえか、漫画なんかを描いてますと、笑顔はこう目を^^な感じに描いてとか、怒っているときは眉毛は吊り上がってとか…ついつい、記号的に描いてしまいます。
それで伝わるというのは、それはそれですごいことなんです。
その意味が、誰にでも伝わるということはすごい。
でも、そうでなければいけないわけではありません。
大事なのは、伝わるか否か。
より、多くの情報を伝えられる表情を描くことが大事。
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