一時期「朝活」というものが流行った気がする。
朝、勉強や趣味をやって出かける。
今もやっている人はいるだろう。
しかし、何故朝なのか。
学生の頃、英語の予習があった。
授業のためにテキストを翻訳していく、ただそれだけ。
しかし、夜、テキストを開いても全く内容が入ってこない。
そこに書いてある単語の意味すらわからない。
どうにもならない。
仕方がないから、朝起きてからやろう、そう思って寝た。
朝。
またテキストを開いたら拍子抜けした。なんてことない文章、簡単な単語。
何故これがわからなかったのかと思うばかりだった。
しかし、よく考えてみれば簡単なことだった。
一日中使った脳と寝て疲労が取れた脳。どっちが働くかは簡単なことだ。
脳だって疲れる。最近脳疲労なんて言葉も聞いた。
疲れをとるために眠る。それは体だけじゃなくて脳にも必要なことだったというのをとても実感した。
つまり、朝、疲れも何もない状態の脳で勉強すればそれはそれははかどるし、趣味だって疲れのない脳の方が楽しめるはず。
とても単純なこと。
もし、今、勉強のために本を読まねばいけないのに読んでも読んでも入ってこない、文字が読めないという場合、もしかしたらそれは脳が付かれているのかもしれないということを一つ頭の中においておけば、今は休もうという選択肢を選べる。
時間は有限だ。だけど、休みも必要だ。
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